ソマリランドから陸路で入りました。首都ジブチシティは物価も高くもうひとつでしたが、船で北の街オボックへ向かうと、ローカルな雰囲気はなかなか。オボックからは紅海に沿って北上。満月に映える紅海の浅瀬にラクダがたたずむ姿は絶景でした。
湾といっても紅海だからと、期待した船旅でしたが、何の変哲もない海原。風があったわけじゃないんだけど、途中かなり揺れましたね。うねるように揺れるので、酔わないようにマインドコントロール。船の半分はしぶきでびしょびしょ。たった2時間でも、耐え忍んで、ようやくオボックに到着です。
首都のジブチシティは都会でったけど、オボックはしょぼい。昔の西部劇のゴーストタウンのような様相だ。港から街中にはいり、エリトリア行きの聞き込み開始。「オレはエリトリア人だ。エリトリアのアッサブ行きのトラックは今日ここにくるから、ここで待っていろ。」。本当に来るの?アテにしていいのかな。でも信じて待つしかないよね。船酔い気分が覚めやらぬまま、横になってトラックをまっていると、午後3時過ぎ、トラックが現れる。乗ってみると、ジブチシティからの船で一緒だった人が何人も乗っている。そうも船の到着な合わせて、トラック便があるようだ。荷物でいっぱいの上に詰め込まれ、もうもうの排気ガスと、砂ぼこりに、顔も鼻穴も服も真っ黒になりながら、エリトリアを目指す。オボックを出ると、視界には紅海が広がりはじめる。やがて日は落ち、満月の月明かりに照らし出される紅海と、浅瀬でたむろするラクダの姿。まるで幻想的な絵画を見ているようだ。オボック午後3時発→エリトリア・アッサブ翌朝着、途中国境でトラックを乗り換えるシステムでした。
首都ジブチシティの露店 |
ジブチシティから船でオボックへ |
オボックからはヒッチハイクでエリトリアへ向かいました |
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