2014/12/14

北キプロス

旅行時期:2004/4


正式には「北キプロス・トルコ共和国」と言うらしいです。

分断されたキプロス島のお隣のギリシャ系住民が住む、南側のいわゆる「キプロス共和国」から、観光客は皆歩いて日帰りしています。

パスポートさえあれば気軽に渡れる国境ですが、

南側のキプロスのニコシアで、ユースホステルにチェックインしてから行こうと思ったのですが、
到着が早かったせいか、ユースホステルには誰もいなかったので、そのままバックパックを背負ったまま、北キプロスに行こうとしたら、国境で「大きな荷物は持っていけない」と言われて停められてしまいました。

仕方なく、ユースホステルに戻って、スタッフが現れるまで待ち、チェックインして荷物を置いて再度国境へ。今度は難なく通れました。小さなバックなら問題ないようです。

のんびりした南側と異なり、北キプロス側の活気があること。
バザールの活気、トルコ風のモスクの堂々たるたたずまい、小さな島で、ちょっと国境を越えただけで、これほど違うものなのかと興味深かったです。

南側はのんびり、お店もいつ開いてるのかわからない、観光客はりリゾート気分。
一方、正直楽しいのは北側、トルコ系の文化です。

北側トルコ系は南側に併合されても構わないのに、南側ギリシャ系がそれを拒否しているという報道を目にしたことがあります。トルコ系のやる気満々の人々が混じってくると、ギリシャ系はのんびりしてられなくなるのが、イヤなのでしょうか。

どっちがどうということではなく、民族性と言うか価値観の違いですね。問題なく並存できているなら、今のままの2カ国のままでよいのではないかと、思われますが、関係諸国は分断国家としてトルコと西欧が対立しているようなものを解消したいのかも知れません。


南と異なり活気ある北キプロスのバザール

トルコ風の立派なモスク
赤地がトルコ、白地が北キプロスの国旗、
2つ並んで掲げられている








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