2014/11/30

キューバ

旅行時期:2002/9

長い休みが取れない時は、島国などを旅しようとかなと思って、キューバにふらりと出かけました。出発前にさほどの先入観や期待は持っていなかったんだけど、ハバナの旧市街に身を沈めると・・・。はまりました。シブイです。ステキです。夜の街角に溢れるサルサの調べ。フレンドリーな人々。忘れられません。

首都ハバナの中心地のビルに浮き上がるキューバの英雄チェ・ケバラの肖像

今回旅先にキューバを選んだ理由のひとつは、キューバはアフリカナイズされた音楽がまだ残っているときいたからです。長くアフリカを旅した後だったし、ガーナではアメリカへ奴隷船が出航した港の要塞なども見ていたので、旅のテーマとしてつながると考えました。写真はキューバのルンバを聴きに行ったときのものです。そのリズムやダンスは、ラテンというよりかなりアフリカンでした。地元の観客はみなノリノリで激しく怪しいリズムに体を合わせて踊っていました。

ハバナの旧市街では、街のあちこちでストリートミュージシャンやオープンなバーやカフェでサルサが奏でられています。その中で特に惹かれるのは、元気で渋いおじいさんたちです。軽快なリズムでありながら哀愁あふれる調べ、渋い声。夜更けまでどこかでサルサが溢れています。どっぷり浸れます!

ハバナからバスで半日、トリニダというサトウキビのプランテーションの街を訪れました。町並みはご覧の通りいい感じですが、日差しが強烈でした。そのせいか、街の空気も人々もゆったりとしています。

ゆったりとした町並みと人々はなかなか絵になります。
街歩きに疲れたら(暑いのですぐ疲れる)、どこからともなく聞こえるサルサのリズムの方へ向かいましょう。カフェでサルサを聞きながら一休み。キューバではこれがクセになります。




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