2014/12/21

アルバニア

旅行時期:2004/4

ギリシャから陸路国境を越えて、アルバニアの世界遺産、ギロカステラ(ジロカステラ)を旅しました。

ギリシャのアテネから、イオアニアでバスを乗り継いで、アルバニア国境のカカビアへ。

国境は徒歩で渡り、アルバニア側では、たむろしているタクシーを利用しました。

道中のギリシャのバスの車窓や、途中の街は趣があって、なかなかです。

アルバニアのギロカステラは、屋根に灰色に石の板を積み上げたような伝統的な家屋が丘の斜面にならぶ、のんびりとした世界遺産です。

GW休みを利用して訪れたのですが、丁度良い季節だったようで、
野花が咲き、遠くに雪帽子の山々を望み、まるで物語の中に入ってしまったかのようでした。

丘の上の古い要塞でのんびりしてたら、若い男女数名が少しづつこちらに近寄ってきます。
明らかに、景色を見るかのようなふりをして、こちらを伺ってます。

そしてほどなくして、ついに声を掛けられました。
「一緒に写真を撮ってもいいですか?」

聞くとアルバニアの首都ティラナから来た学生たちで、普段はアドリア海対岸のイタリアのTVを見るのが好きだとか。

この丘の上の要塞の隣には、なぜかまるで大きなプラモデルのような古い戦闘機のモニュメントが、今にも丘から飛び立ちそうな様子で飾られています。ジブリ映画の舞台にもなりそうです。

ギリシャから国境越え直後の風景
ギロカステラの丘の上の城塞と、戦闘機の野外モニュメントと少女
まるで映画のワンシーンのよう

坂の街を歩くおじいさんとロバ





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